歯ぐきのスキマ対策 なぜ今まで世になかったのか⑥

なぜ こういうモノがなかったのか。
という基本の基本のご質問をいただきました。

ですよね。そう思いますし私も何故だかわかりません

おそらくですが
①保険は病気・疾病にしか使えないので審美的回復の範疇に入るこういう装置は
 自費になりますからハードルが高い
②歯ぐきの重要さをわかっていつつ、特に動かなかった だけ。
③口の中に装置を入れるという発想までに至らなかった?

いまでもこの装置がどうして口の中で動かずに落ちないのかを聞かれることがありますので
自分で試作してみれば一発でわかるのに。と思います。

世の中  良いかも?使えるかも?と思ってもなかなか実行しない人が
如何に多いかを常々思います。

質問をくださった先生への返信メールです。
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何故今までなかったのですか?
というご質問ですが、
正直 私もよくわかりません。装置のコンセプトは単純です。
スキマスクは10年前に強くつくろうと思っていましたので
少なくとも15年くらい前、歯医者になって数年後にはもう、
患者さんの歯ぐきの不調和が気になっていました
知的財産権登録時にアメリカの特許も調べてみました。
すると1970年代頃に それらしきものがありました。
推測するに、1970年代頃にはアメリカの審美歯科業界が
今の日本と同じ状況だったと思われます。
今のです。2017年現在です。
歯科治療技術が遅れているのではなく、日本人の歯に対する
価値と意識が当時のアメリカ並みに変化したということです。
以前は 歯が汚くても前歯が抜けていてもかまわない。
気にしない。という人だらけでしたが 芸能人を始め
健康美の意識が高まって、ホワイトニングや
審美歯科、仕上がりの美しさがより切実に注目されていくうちに
歯ぐきの不調和が「気になって」来院される人が増えました。
大人になって歯周病治療を自覚し、磨いた結果歯肉が引き締まって退縮し悩む人も。
欧米人は歯槽骨が日本人に比べ各段に頑丈ですので
かなり無茶をしても歯肉を支える歯槽骨はびくともしませんし
もともと矯正とケアが一般的なので日本人のように
ケア不足による病気は少ないですから骨があります。
スキマスク適応の人の方が少なければ必要とされません。
日本人の歯槽骨はとてもセンシティブで儚いです。
しかもケア意識が出てきたのは極々最近です。
なので施術後に歯槽骨が失われてしまうリスクが高い
人種的な傾向があると思います。
ニーズの問題で、よりシビアにどの地域でも
必要とされるものであれば
インプラントのように
一生懸命先生方も研鑽されますし
欧米由来のものであればもてはやされますw
すべての治療の後に起きている見た目の不具合は
事後の出来事ですし、
「どうすることもできない。方法がない」と言って
新な方法を考えるよりも
磨いてください(諦めてください)という方が楽だったからかもしれません。
歯肉移植、ヒアルロン酸などの方法や
補綴物の交換がありますが、手を加えれば加えるだけ
不自然になるようにおもいますし、
結果が不確かなもの、後戻りするものに対して
患者さんの負担が多すぎると感じております。
口腔ケアや子供からの矯正が一般的になれば
将来日本は美しい口元の人であふれるでしょう。
それまでは悩んでいたり、必要としている人へ
必要なもを提供する責任があると思っています。
どうぞご質問などありましたら
お答えいたしますのでよろしくお願いいたします。

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