うちの父曰く
「お金や財産は奪われることがあるけれど、頭の中の経験や知恵は決して奪われない」
子供のころに言われて「ガツーーーン」とキタ言葉です。
それ以来、自分でできることはできるだけ自分でやってみよう。失敗してもそれはノウハウだ。と
チャレンジするようになりました。
反省はしても後悔はしない。
多くの場合、「人にやってもらう」とか「人に教えてもらう」事が早いと言われますが
やってもらう、教えてもらう為には自分もそれなりのレベル、基礎知識と経験がないと
相手に0から教えてくださいと言ってもなかなか 体現できないことも沢山あります。
子供なら許されますが、ある程度の大人になると周囲からの目も厳しくなります。
聞くは一時の恥と言いますが、聞く内容のレベルによっては恥は本当の恥になります。
スピの話でも「教えてください」とか「やりかたは?」と言われる場合があるけれど、 そういう前に
「自分は自分なりにこうしましたが、うまくいきません。どうしたらいいでしょう?」の方が
聞かれた人も漠然と答えるよりも答えやすいと思います。
良い例で、
中国や韓国のパクリも最たるものだな~といつも思います
結果(製品)の形、技術はそれなりにパクれても 蓄積された「ノウハウ」が無い。
ノウハウは そこに至るまでの過程すべてなので、成功も失敗もあります。
失敗は成功の母と言われるように、思ったようにならないから工夫する。この工夫の部分が
日本にはものすごく膨大な蓄積があります。 だから 表面上「真似」しても本当の意味で
絶対に本家本元を抜くことはできないです。開いた同じペースで成長し続けますし。
日本人には「オタク」(追及する)気質があるので、そのノウハウの蓄積が半端ではありません。
そのオタク気質も他人から強制されてしているのではなく自発的にしているのが奇跡です。
それを「よそから持ってきて自分の手柄にすればいいじゃ~ん」という人たちには
決して真似はできないでしょう。
苦労して身に着けた事は
自分の一生の財産であることを教えてくれた 父には 本当に感謝します。
コメント