前世の関係者(忍者編④

またまた。当時の関係者登場。

修行僧。煩悩を払拭するために、一人行者のような事をしている。
山道を歩いたり、滝に打たれたり。求道者のようなヒト。

追っ手から逃げて怪我をしていた私を山道で介抱してくれたヒト。
そして、女性の生脚を見て、煩悩に悩む僧。

結局 修行僧は近くの住職の居ない荒れた寺にしばらく滞在し、
二人で一緒に居るようになった。

仏の道などを言うようになった私(くのいち)は 村では浮いた存在になっていった。
人権など 小指の先ほどにも 考えが無い世界。
周囲から隔離されている村では 命の大切さやヒトの道などは タブーであった。

しばらくし、身ごもった私は 修行僧と一緒にいるべく、抜ける道を選ぶ。

村から抜けるという事は 死を意味すること。
そして、その 死を 任命されたのが 幼馴染の男性。

忍は 人間の急所を知っている。どこを狙えば確実に息の根を止められるか。
くのいちも、背中を敵に見せない。
時代劇で大げさに斬られて倒れるのは 演技だから。
実際は 瞬殺に近いものだった。助けを呼ばれてもならないので声も出させてはいけない。
その技を子供の頃から身につけている。

なぜ 幼馴染に背中をざっくり斬られてしまったのか、彼に斬られたなら仕方が無いと思ったのか、その後どうなったのか。。。。
現世での面子が揃うにつれ 見えてきた。

私の 始末を命じられた幼馴染は、腹の子を傷つけぬよう、しかし
命に関わらないが、瀕死の状態に見せるべく、背中をざっくりと斬ったのだった。
急所を狙えば 一瞬で死ぬ。 彼にはその腕もあった。
無防備な人間を狙うのに背中をザックリ斬ることは 殆どしないことだった。

後は 自分で生き延びろ。。。。

そう言って 去っていった。 村の人間も斬った事を確認した。。。

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