レコード

私は昔の人間なので、
小学校から集めたレコードが 大量に実家にあります。

当時の子供に2500円のLP版はとっても高価で、
誕生日のプレゼントや、クリスマス、成績がよかったときなどに
やっと買ってもらうような感じでしたし、
貸し借りも、レコードに傷がついてしまうのでなかなか難しいし
お父さんの大切にしていた
映画音楽の大全集という10枚組のレコードは
手袋をつけてじゃないと触らせてもらえなかったです。
カビが生えるからって。
子供がビロードのレコード盤拭きを使うと傷つけるって
そ~っと扱っていた記憶があります。

私は繰り返し同じ曲を聴くので針を さっと上げ下げする技術が必要で、
うまくできないと びーーーっと・筋がついて針飛んじゃって、シボウ。。
知り合いのお兄さんに、その溝を復活させるというか、
どうやってなのかわからないけれど 傷を消す名人がいて、
よくもっていって 傷を消してもらっていました。
あれ、今でも不思議です。

今、CDができて、とっても良い音、雑音がない音になって、
無駄なものは省かれて、聞きたいところが強調されて
すばらしく 澄んだ 音楽集になっています。そして、、、

ほとんど 楽しみとして音楽を聴くことがなくなりました。

確かに良い音ではあるのですが、
心をくすぐるような、 時間と空気をつめこんで 
その場のにおいまで 密封してあるような、あの空気感が感じられないんです。

ジーっと ぷち、ぷちっとする音の、あの待ち遠しさ。
ぶわっと始めの音が出たときの 興奮。
トリップというにふさわしい 時代、時間の におい。
少し切なくなるような 時間を垣間見ているような 感覚。

久しぶりに レコードを引っ張り出して
かけてみました。  ウルトラアナログ!!!ww
ボソボソしてる!!!
でも、
物凄く やさしい音で、そのレコードを必死に聴いていたときの
気持ち、時代のにおいが すぐに蘇りました。
演奏している人たちの 姿も見えてくる。

スピーカーから聞こえてくる 歌声の周囲に
その録音された時代の風景まで 入り込んでる。

私は1960年代~くらいの時代が大好きなのですが、(生まれていません)
その辺りの ビートルズや、ディープパープル、シカゴ、、

PVなんてあまりない時代なのですが、耳だけでイメージできる。

CDは純化しすぎて、微量元素の栄養がほとんど取り除かれてしまった後の
味気のない食べ物のようです。
洗練はされているのかもしれないけど、滋味がないという感じ。

進化って、すべてが良い方向に行くものではないんだなと
改めて思う瞬間です。

コメント

  1. まぽ より:

    レコードいいですね
    レコードいいですよね。私はジャニス・ジョプリンのサマータイムを、レコードで聞きたいです。無性に。

  2. aquablue(インチョ) より:

    Unknown
    いいですねえ。ジャニス。
    大学時代 バンドをしていてボーカルだったのですが、ジャニスの歌を歌ったとき、
    ドラム君に、「声がキレイキレイしすぎだ!」
    って注意されたことと、もっとしゃがれて味のある歌声になりたかったのを思い出しました=・。

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